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大迫力の大型本!『世界の国からいただきます』ブックレビュー

出典:徳間書店(https://www.tokuma.jp)

世界の国からいただきます――そのタイトルからも想像できるように、この本は食べ物と文化の魅力に溢れた冒険へと誘います。

料理の香りや味わい、そしてその背景にある物語に触れることで、私たちは世界中の人々と繋がりを感じることができます。

世界の食文化を豊富に紹介する大判絵本

基本情報

本のタイトル:世界の国からいただきます!

著者: アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ 文・絵ナタリア・バラノフスカ  岡根谷実里 日本語版監修   徳間書店児童書編集部 訳                                                                          

出版社: 徳間書店

出版年: 2023/03/01

ジャンル:児童書 

ページ数:112ページ 

本のサイズ:37 x 27.3 x 1.9 cm

定価:4180円(税込)

著者について (出典:徳間書店の出版社ページ)

アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ

ポーランドの絵本作家夫妻。ともに1982年生まれ。ワルシャワ美術アカデミー卒。

子ども向けのノンフィクション絵本をはじめ、書籍デザイン、フォント制作、ウェブデザインなどの分野でも活躍。『マップス 新・世界図絵』は、40以上の言語に訳され、世界300万部突破のベストセラーとなっている。

その他の作品に『国立公園へ行こう! イエローストーンからコモドまで』『アンダーアース・アンダーウォーター 地中・水中図絵』『ややっ、ひらめいた! 奇想天外発明百科』『地球から宇宙をめざせ!』(以上、徳間書店)などがある。

ナタリア・バラノフスカ

料理研究家。ワルシャワ美術アカデミー卒。デザイナーとして書籍やボードゲームなどのデザインに携わった後、料理の世界へ。

岡根谷実里

世界の台所探検家。1989年、長野県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、クックパッド勤務を経て独立。

世界各地の家庭で一緒に料理し、出張授業などで暮らしや社会の様子を発信。

著書に『世界の台所探検』(青幻舎)、訳書に『世界の市場』(河出書房新社)がある。

徳間書店児童書編集部

本の内容

”どんなものを食べていて、背景にはどんな歴史がある?世界26か国の食文化を詳しく紹介する大判絵本。

各国2見開きを使って、国の歴史と、食文化の特徴をわかりやすく説明。代表的な食材や料理など、さまざまな食の話題をりあげる。

インドのスパイス、ドイツのソーセージなど、日本でもなじみのある食材のほか、ノルウェーのトルフィスク(干しダラ)ブラジルのガラナ、エチオピアの主食インジェラなど、日本ではなかなか口にすることのない食べものの情報も満載。
ユダヤ教の祭日に食べるイスラエルのお菓子ハマンタッシェンの由来や、アルゼンチンのガウチョの食生活のひみつといった、宗教や文化に関わるトピックもたっぷり。各国2つ以上レシピも掲載。                      日本語版監修は「世界の台所探検家」岡根谷里。”

掲載国:
トルコ、イラン、イスラエル、中国、日本、インド、ベトナム、インドネシア、アメリカ合衆国、メキシコ、ペルー、ブラジル、アルゼンチン、ノルウェー、ドイツ、ポーランド、ロシア、ハンガリー、スペイン、フランス、イタリア、      ギリシャ、モロッコ、エジプト、ナイジェリア、エチオピア

(出典:徳間書店の出版社ページ)

感想

筆者は世界中の食文化に興味があり、この本が発売されるとすぐに予約オーダーしました。

そして、届いた時の第一印象は本当に大きな本でした。本棚には収まらないほどの大きさですが、それが逆にインテリアとして素敵に置けると思いました。

中身を読んでみると、本当に夢中になってしまいます。見ているだけで知識も増えるし、わくわくして楽しい気持ちになります。

特に、レシピも載っているのでついつい作りたくなってしまいます。

この本は子供から大人まで楽しめる素晴らしい内容です。

ずっと手元に置いておきたい一冊となりました。本コレクションの中でも特別な存在で、筆者のお気に入りの本の一つです。

世界の食文化に興味がある方にはぜひおすすめしたいですし、子供の食育にも最適な一冊だと思います。


daizu

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