こんにちは、皆さん!今日は日本の塩の名産地、石川県から特別なお話をお届けします。舞台は石川県のアンテナショップ「いしかわ百万石物語」江戸本店。ここでは石川県産の塩が豊富に取り揃えられています。
石川県、特に能登半島は、海岸線が長く、海水の塩分濃度が高いことから、古くから塩田による塩づくりが盛んです。その代表格が「能登塩」。この塩は、昔ながらの製法で海水をじっくり煮詰め、ミネラル分が豊富で旨味が凝縮されています。
この記事では、いしかわ百万石物語で購入した5種類の石川県産の塩をピックアップ。それぞれの塩がどのような特性を持ち、どのように料理や日常生活で活用できるのか、一緒に探っていきましょう。
興味を持っていただけた方は、ぜひ最後までお読みください。石川県産の塩の多様性と深い魅力を一緒に感じてみましょう!
石川の魅力が東京で体験できる!「いしかわ百万石物語・江戸本店」の全貌
「いしかわ百万石物語・江戸本店」は、石川県の多彩な魅力を東京都中央区銀座にて体験できるアンテナショップです。店舗は石川県の豊かな自然、風土、歴史、そして技術が反映された商品で溢れています。
店舗の構成
- 2F: 石川県の観光情報や伝統工芸品の展示があります。さらに、石川県の魅力を体験できるワークショップも定期的に開催されています。
- 1F: 和洋菓子、お茶、伝統工芸品など、石川県の文化を感じられる商品が幅広く取り揃えられています。中央スペースでは季節ごとの特設販売や試飲試食キャンペーンも行われています。
- B1F: 石川県の豊富な食材と伝統的な技術が生み出す独自の食文化を堪能できます。地酒や調味料、海山の幸を使った加工食品などが販売されています。
営業情報
- 営業時間: 10:30〜19:00
- 住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座2-2-18 TH銀座ビル
- 連絡先:
- TEL: 03-5579-5890
- FAX: 03-5579-5892
- MAIL: ishi-edohonten@cpl-tokyo.jp
定期的にイベントも開催されており、石川県の新たな魅力を常に発信しています。
いしかわ百万石物語で見つけた5選:味わいと用途
奥能登揚げ浜塩|浜士の塩|:日本最古の製法で作られるミネラル豊富な塩
奥能登揚げ浜塩|浜士の塩は、
石川県珠洲市の奥能登塩田村で生産されています。製法は日本最古の「揚げ浜式製塩法」を採用しており、この方法で作られる塩は海のミネラルが豊富に含まれています。
詳しい製法は公式サイトで!
この「奥能登揚げ浜塩|浜士の塩|50g入」の製法に興味を持った方は、公式サイトで詳しい説明と写真が掲載されています。製法の各ステップが写真付きでわかりやすく説明されており、塩作りの奥深さをより深く理解することができます。
- 公式サイトへのリンク: 奥能登塩田村公式サイト
公式サイトでは、この塩がどのようにして作られるのか、どのような工程を経て完成するのかが詳しく解説されています。是非、公式サイトを訪れて、この特別な塩の製法について学んでみてください。
主な特徴
- ミネラル分が豊富: この製法で作られる塩は、海水を釜で煮詰めることで、海のミネラルが凝縮されます。
- 旨味が凝縮: ミネラル分が多いため、旨味も凝縮され、そのままでも美味しく食べられます。
- まろやかな味わい: 塩の結晶が大きく、口当たりがまろやかです。
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能登半島 珠洲の結晶塩:貴重な結晶塩の魅力と用途
この塩は、石川県能登半島の珠洲で生産されています。特に朝早い時間に、温度と気温が稀に揃った状況下で、静かな釜で作られる貴重な結晶塩です。
主な特徴
- 粗めで溶けにくい: この塩は粗めで溶けにくい特性があります。
- 用途: お酒のつまみやステーキ、またはお料理の化粧塩としても適しています。
- ミネラル豊富: 能登半島沖の日本海は暖流と寒流が混ざり合い、多くのプランクトンとミネラルが含まれています。
製法と歴史
- 江戸時代: 加賀前田家の「塩手米制度」により、奥能登での塩作りが発展しました。
- 戦後: 塩業整備臨時措置法により、古来の製法が禁止されましたが、平成9年にその法律が廃止され、再び天日・平釜による塩作りが可能となりました。
- 公式サイト: 詳しい製法や歴史は公式サイトで確認できます。
この塩は、その貴重な製法と豊富なミネラルで、多くの料理や食材にマッチします。公式サイトでは、この塩の製法について詳しく解説されています。
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珠洲の海 あげ浜:日本最古の製塩法で作られる贅沢な塩
「珠洲の海 あげ浜」は、石川県珠洲市の新海塩産業が製造する、日本最古の揚げ浜式製塩法で作られた塩です。
主な特徴
- 豊富なミネラル: この塩は、海水を釜で煮詰める製法により、海のミネラルが豊富に含まれています。
- 用途: 素材の持つ味を最高に活かす調味料として、また贈答品・お土産品としても人気があります。
製法と環境
- 海水: 能登半島沖のきれいな海水を使用。この海は、リマン海流と対馬暖流が交わる栄養豊富な海です。
- 製法: 揚げ浜式と流下式の製法を採用。揚げ浜式は国の無形文化財で世界農業遺産です。
製法の詳細
- 能登半島沖のきれいな海水をくみ上げ、揚げ浜式塩田の砂に撒き天日で乾燥。
- 塩田の砂を集め垂れ舟に入れて海水を注ぐ。
- 砂の塩分が海水に溶け、塩分濃度10%~20%のかん水が垂れ舟の穴にたまる。
- 公式サイト: 製法の詳細は公式サイトで確認できます。
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のと塩の里 和塩:能登地方の伝統と自然が生んだ塩
「のと塩の里 和塩」は、石川県能登地方で作られる、揚浜式製塩法による塩です。
主な特徴
- 豊富なミネラル: この塩は、マグネシウムやカリウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
- 独特の旨味と甘み: 昔ながらの製法により、海塩らしい旨味や甘み、そしてまろやかな後味が特徴です。
- 手もみ乾燥: 「母液」の状態で丸ごと採塩し、塩の結晶に「にがり成分」がまとうように手もみ乾燥されています。
- 食塩相当量が低い: 一般的な食卓塩に比べて、食塩相当量がかなり抑えられています。これは、豊富なマグネシウム・カリウムなどのミネラルが含まれるためです。
製法と環境
- 海水: 能登の澄んだ海水を使用。
- 製法: 海水を塩田で濃縮し、釜で7~8日焚き上げて作る揚浜式製塩法で作られています。
- 詳しくは公式サイトで!
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輪島塩 やき塩|塩の駅 輪島塩 :卓上の贅沢、一振りで料理が変わる
「輪島塩 やき塩|塩の駅 輪島塩 35g」は、石川県輪島市の新海塩産業が製造する、揚げ浜式製塩法による塩です。この塩は特に卓上用に設計されており、その細かくサラサラしたテクスチャーが特徴です。ゆで卵、目玉焼き、天ぷら、サラダなど、多様な料理にマッチするこの塩は、一振りで料理の風味を引き立てます。
輪島市の三ツ子浜海岸で採取された海水は、昔から冷泉が湧き出ると言われており、その豊富なミネラルが料理の旨味を一層引き立てます。また、塩の駅輪島塩では、浜士や釜士が詳しく楽しく製塩過程を説明してくれるため、訪れる価値があります。
この塩は、長い工程を経て作られる「海の恵み」であり、その価値を知ると、料理に使う一振り一振りが特別なものに感じられるでしょう。
焼き塩の使い方 →輪島塩を炒って細かくしてさらさらの卓上塩 塩気が足りない時にひと振り。
ゆで卵、目玉焼き、刺身、生野菜、冷奴、アイスクリームなど。
詳しくは公式サイトで
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能登半島の塩;最後に
石川県の能登半島とその周辺地域は、日本の塩作りの歴史と伝統を今に伝える貴重な場所です。今回ご紹介した5種類の塩—「奥能登揚げ浜塩|浜士の塩」、「能登半島 珠洲の結晶塩」、「珠洲の海あげ浜」、「のと塩の里 和塩」、そして「輪島塩 やき塩|塩の駅 輪島塩 」—はそれぞれ独自の製法と特性を持ち、料理に深みと風味を加えてくれます。
これらの塩は、日本海の豊富なミネラルと、数百年にわたる伝統的な製法が生み出す、まさに「海の恵み」です。それぞれの塩が持つ独特の特性と風味は、料理だけでなく、日常生活にも新たな魅力をもたらしてくれるでしょう。
詳しい製法やその他の情報は、各公式サイトでご確認いただけます。この機会に、能登半島の塩をぜひご体験ください。それでは、美味しい一日をお過ごしください。
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