「塩」、シンプルかつ添加物なしの料理の魅力。それを余すことなく描き出した一冊の本、それが「塩の料理帖」です。
一見地味に思える塩の力を実感できる一冊で、これまで知らなかった塩の可能性を見せてくれます。本書では、塩だけで作れるレシピの豊富さに驚かされ、そしてそれが如何に美味しく、しかもヘルシーであるかを実感することでしょう。
このレビューでは、その「塩の料理帖」の魅力を深掘りします。シンプルながら深い味わいを引き立てる塩の力、添加物ゼロの料理への挑戦、そしてその驚きのレシピたちについて詳しく紹介していきます。
本書には、あなたの料理観を変える力があります。それほどまでに「塩」は、料理にとって重要な存在なのです。皆さんもこの機会に、塩の持つ無限の可能性を探求してみませんか?
本書について
本の概要
- 著者:角田真秀
- 出版社:誠文堂新光社
- 出版日:2021/10/15
- 本のサイズ:18.2 x 1.3 x 25.7 cm
- ページ数:136ページ
著者について
角田 真秀(スミダ マホ)
料理研究家。
出典:誠文堂新光社ホームページより
夫の角田和彦とともにフードユニット『すみや』として、ケータリングを開始し、料理教室、雑誌や企業のレシピ提案など幅広い活動を行う。
おすすめ食材のオンラインショップsumiya STOREも人気。
どの家庭にもある基本の調味料を使った、心も身体も休まるレシピに定評がある。
著書に『基本調味料だけで作る毎日の献立とおかず』(マイナビ出版)、『フライパンひとつで作る炒めもの、煮もの、蒸し焼き』(主婦と生活社)、『料理が身につくお弁当』(PHP研究所)、『うまくいく台所 成功レシピと料理のコツ』(文化出版局)など。
内容
塩は料理に必ず使われるもっとも基本的な調味料と言えます。
塩味を加えるだけでなく、素材の持つ旨味や香りを引き出す助けもしてくれます。
精製塩、海水塩、岩塩、湖塩、ハーブソルトなど種類もさまざまで、それぞれに相性の良い料理も異なります。本書は塩の選び方、使い方、そして塩を使ったアレンジレシピを多数紹介する塩料理の本です。
出典:誠文堂新光社ホームページより
味を決める使い方、食材を長持ちさせる使い方、体を整える使い方など、塩の持つ調味料としての力を引き出します。
感想
料理への愛と情熱を傾けてきた私自身は、塩に対する深い魅力を感じています。そしてその魅力を詰め込んだ一冊が「塩の料理帖」です。シンプルながらも味わい深い、素材そのものの味を尊重する料理法が、この本には詰まっています。塩が引き立てる食材の本来の味を知ることで、より深く食の世界を理解でき、また新たな可能性を発見することができました。
塩という素晴らしい調味料とともに過ごす中で、それが単なる調味料以上の存在、料理を構成する重要な要素であることを理解してきました。そして「塩の料理帖」は、その認識をさらに深めるきっかけとなりました。
シンプルながらも素材そのものの味を活かし、健康的な料理を追求する人々に対して、「塩の料理帖」は非常に価値ある一冊であると思います。誰もがこの本から新たな刺激と学びを得ることができるでしょう。シンプルな塩味料理は本当の料理のおいしさを提供しているとつくづく思います。
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